******* そして次の日。 ピピピピピピ───ッ 「んー……」 目覚ましの音で目を覚ます。 あれ……何かがおかしい…… 私は眠たい目をこすりながら起き上がる。 「おはよう、実音。」 私の部屋にいたのはケータイをいじっている杉崎君だった。 いつもなら私の上に乗ってきて起こすのに……今日は……