「あー……」






朝から嫌なもの見ちゃったな。






まぁ、もしかしたら今日は占い師さんが調子悪くて天秤座が最下位だったのかも!





うん、きっとそうだよね!






「そーいえば実音、今日は何処かに行くの?」






「うん、杉崎君の家族に会いに行くの!」





「あらそうなの。楽しんできなさいね。」





お母さんはにっこり微笑む。






「うん!!」






そして私は顔を洗って、歯磨きして、部屋に入った。