───次の日の朝。





ピピピピピ──ッ






「ん……」





目覚ましの音で目が覚める。





「ふわぁ……」





あくびをしながら1階へ下りる。





すると、お母さんが朝ごはんを用意していた。





ほんと、お母さんって杉崎君が毎朝来るようになってから早起きになったよね……





「おはよう、実音。」





「おはよー……」





そして朝ごはんを食べ始めた。





すると、テレビで星座占いをやっていた。




お、ちょっと見ておこうかな。





私は天秤座だから……





『──さて、第12位は天秤座のあなた!大切な人との関係が不安定になりそう!』






え……最悪じゃん。






「実音、今日は最下位ね〜。まぁ、占いなんて信じちゃ駄目よ。」






と、お母さんに慰められる。