「実音ー!お母さんー!もう下りて良いぞー!」





実音のお父さんが、階段の下から叫ぶ。






「え、もう話終わったの!?」






実音はひょこっと階段の上から顔を出した。






「あぁ。実音、いい人と出会ったな。」






「お父さん………ありがとう!!」






実音は階段を駆け下りてきた。






「杉崎君なら認めてもらえると思ってたわ♪」





実音のお母さんも嬉しそう。






「さてと、今日はオムライスだろ?楽しみだなぁ。」





「今日はオムライスってメールして良かったわ♪」





わざわざメールしてたんだ……