******* 学校に到着。 「んじゃ、また放課後ね。」 「あぁ。じゃあな。」 杉崎君と別れて教室に入る。 「おはよ、実音。」 雪菜が私の席にやってくる。 「おはよー。」 「あ、杉崎君が実音の家に行くんだって?」 え、もう把握してるの!? 「な、何で知って……」 「夏樹君に聞いたの♪」 あぁ…そっか。 「うん…今日の放課後来ることになった……」 私は苦笑しながら言った。