───次の日の朝。 「うぅ……」 もう慣れた重みで目が覚める。 「おはよ、実音。」 「あのさ…いちいち私の上に乗らないでよ。」 私は眠たい目をこすりながら起き上がる。 「実音のお母さん、もう朝ご飯準備してくれてるから早く行くぞ。」 「あ、うん。」 そして2人で階段を下りる。