「洸君はね、とってもいい子よ♪」





お母さんはやっぱり杉崎君を気に入ってるみたい。






「おぉ、母さんが気に入ってるなら期待出来るなぁ…」





と、2人が杉崎君について語り始めた。






「おじさん、杉崎のこと気に入ったら良いな。」





小声で夏樹が言う。






「うん。」






すると夏樹は立ち上がり、






「んじゃ、俺帰るわ。」






と、帰る準備を始める。





「あら、もう帰っちゃうの?」





お母さんが寂しそうに言う。





「はい、すき焼きご馳走様でした!!」





と、夏樹は帰って行った。