昼休みーーー 「実音ちゃんっ♪♪」 いつも通り、杉崎君がやって来た。 「はい、お弁当。」 私は今朝作ったお弁当を渡した。 「本当に2人共、おめでとう。」 雪菜が私と杉崎君を見て言う。 「あ、もう雪菜ちゃん知ってるんだ?なら、いいや。」 「へ?」 私が首を傾げると、 「もう、あのキャラは捨てる。」 「あのキャラって……あのふわふわしたのってキャラだったの!?」 雪菜が目を見開く。 「あぁ。」 と、笑った。