杉崎君は中に入るなり大興奮。




「ねぇねぇ!!実音ちゃん、あそこのアイス食べよーっ」




「う、うん。」




私は戸惑いながらアイスを買いに行く。




「結構空いてるね!!」




「そうだね〜」




店員さんに注文をする。




「いらっしゃいませー。ご注文はどうされますか?」




「えーっと、チョコミントで!!あとは……実音ちゃん何頼むの?」




「んー、いちごみるくかなー。」




私は美味しそうないちごみるくアイスを指差す。




「じゃあ、そのいちごみるくも追加で!!」




「え!?」




杉崎君は淡々と会計まで全て済ませる。




「はい、実音ちゃんこれ。」




と、いちごみるくアイスが入ったカップを私に差し出す。