HRが終わりさっさと帰る用意をして尚の席へ向かう。
「尚さHR中ずっと彼氏とメールしてたでしょ?」
そう言うと何で分かったの?とでも言いたげな目で見てきた。
「尚にどこのショップにするか聞こうとしたらケータイ見て嬉しそうな顔してたんだもん。」
そういい、クスクス笑うと尚は拗ねたように
「だって昌也君からのメールをシカトできるわけないじゃん!」
「あはは〜まいいや。早く行こうよ。行くとこ決まったの?」
「うん!!駅前のsilverlook行きたいの」
「いいよ〜じゃ早速行くか」
そう言うと尚はすごい早さで荷物をまとめて、教室を出た。