病室にかえると、あの女がいた
「元晴から聞いたよ!」

「ふーん。あっそ」

「あのさっ、来年の夏一緒にまた花火見に行かない?」


来年の夏…ー

きっと俺はもうこの世にはいないだろう

「いかね、無理」

「なんでよお!いこうよ!」