「まあ、彼女だったんだわ」

か、彼女だったんだ

すごく辛かったんだろうな

「そ、そっか」

そっかって言うしかないよね

「ま、そいつと俺は同じ病気ってわけよ。残念な話だぜー」

「京真が記憶をうしなっても、私は忘れないよ」