「なあ、おまえさ、俺の病気に気づいてんだろ?」 記憶を失うお姉ちゃんと同じの病気だと私は思う 「うん。何となくの勘なんだけどね」 「なんだと思うんだ?」 「記憶を失っていく病気…」 間があいた 京真は下を向いたまま上をむかなくなった