私たちは京真の前で話すことにした。

「あ、私報告があるんです!」
「ん?」

桃音が報告があると言う。


「私、留学するの!医者になるって決めたから!」


医者…。
まさか桃音。

「もう大切な人を失いたくないから。」



桃音は真剣な表情だった。