「あの、七美さんって方いらっしゃいますか?」

泣きながら京汰君はそう言う

「私だよ?」

「これ、兄ちゃんから俺が死んだら七美さんに渡せって言われてたんです」

そういって、京汰君から一枚の手紙をもらった