ほんと、じゃないでくれ

でも、俺の気持ちは佳奈の言葉によって
打ち消されていた・・・

佳「あら、詩音じゃない
  もうばれたんだー
  早かったなぁ・・・」

なんでだ?

佳奈なんでそんなことをいうんだよ

俺たち好きで付き合ってたんじゃないのかよ

詩「な・んで・・だ」

俺は、そんな言葉しかでなかった

だって信じられなくて・・・

佳「詩音とは、お父様が親しくなれって
  言われたから付き合っただけだよ
  まさか、
  本気にしたとか・・・
  バッカみたい、あはは
  さようなら詩音」

今、思った

俺は利用されていたんだって、

騙されていたんだって、

それから、俺は女嫌いになった・・

無口になり、無愛想で一度も笑わなくなった・・