詩音side

いきなり瑠羽が抱きついてきた

瑠羽は温かかった・・


そのぬくもりに安心して、俺は泣いた

泣き続け顔を上げてみると・・・

瑠羽も泣いていた

自分のように、泣いていた

瑠羽の泣いた顔を見ると

不快にもキレイと思ってしまった・・・


瑠羽が何回も何回もありがとうと言ってきた

礼をいうのは、俺の方なのに・・・


瑠「詩音は詩音のままだから、
  なにも変わっていないんだよ?
  だから、もう大丈夫・・・
  私やみんながいるから
  もう1人じゃないから
  安心して・・・」


そうだよな、俺は俺のままだ

みんなや、瑠羽がいる・・・

なんできずかなかったんだろうか