「…え?それで…?」







「……断った」






「え……はあぁぁーっ!?なんでよ!!誘われたのに断ったの!?」




だって…信じらんないし。

あたしは視界に入る彼をチラッと見た。相変わらず気持ちよさそうに寝ている。




あーなんかあたしも眠くなってきちゃったよ。美希の拷問にはもう疲れました。








「もう半年…いや一年?どっちでもいいけど彼氏いないんでしょ?だったらこれは良いチャンスじゃん!」






ー…良いチャンス…か


もうそんなのいらないや。






もう恋愛はいいや。











あたしはそのまま眠りについたー…。