「あんたは良いわよ。何たってあの黒瀬柊斗と幼馴染みなんだから!しかもあんた、美少女だし...」

『幼馴染みなのは仕方ないじゃん。たまたまなんだし。美少女じゃないし』

「はぁ...。あたしため息ばっかだぁ...」

何を一人でぶつぶつと...。

とまぁ、話してるうちに教室について、中に入ると、

「美羽ちゃんおはよー!」

「おはよう!」

『おはよう!』

みんなが挨拶をしてくれて、自然と話せてた。

居心地の良いクラスだなぁ...。

良かった、仲良しのクラスで。

「なんか、良いクラスだね!!」

『うん!』

里奈と笑い合ってると、廊下が騒がしくなった。

多分、二人が来たんだと思う。