こんなに好きなのに
こんなに愛しているのに
この想いは
僕の頭のなかに
はち切れそうな
この胸の奥に
錘をつけて
沈めておくしかないの?
どうやっても届かない
この想いは
それで鎮まるのかな……
あなたは
はるか雲の上のひと
どんなに手を伸ばしても
届かない
掴めない
空を掴む虚しさに
膝を抱えるこの背中を
抱き締めてもらうことも
凍えるような寂しさに
一人震えるその肩を
抱き締めてあげることも
できない……
できない……
同じ人間なのに
同じ時を生きているのに
あなたは
はるか雲の上のひと
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…