正直、今でも自分を責めてる。
心のどっかで”自分のせいだ”って。
両親が亡くなったあと、ばぁちゃん家に預けられた。
だけど「いつ死ぬかもわからないばぁちゃんたちといないほうがいい。」と、ばぁちゃんは俺に言った。
そして、俺を施設に入れた。
俺が来たとき、ひまわり園には多くの子供たちがいた。
みんなそれぞれいろんな事情を抱えて。
だけど、すべてを拒否ってた俺は人と関わろうとしなかった。
俺に話しかけてくれる小さい子達はいた。
でも、俺は無視してた。
今考えれば、ただの八つ当たり。
いつも1人でいようとしてた。
一度、ひまわり園を抜け出したことがある。