「赤ずきんゃ、こっちへおいで」

 ((えぇ~だりぃなぁ~))

 「ほれ、すきんじゃ。綺麗になっただろぅ」

 ((おぅ!お婆さんありがとうっ!シクシク))


 えっ?赤ずきんが天使になった!良いとこあったんじゃん・・・・

  
 ((シクシク・・・って何付けてんだクソ爺!!))


 あっ・・・悪魔だ。やっぱり悪魔だ。お爺さんも何付けてるんだよ。


 「・・・お爺さん?私の苦労は何処へ行ったのかしら・・・?」


 恐ろしい顔でお爺さんを・・・・ご愁傷様。最後まで、馬鹿でしたね・・・


 「あら、お爺さんが泡吹いてるわね。ほぉって置きましょう」

 ((けっクソがっ!))


 おぃおぃそれは可愛そうだろ。えっ?何がおきたって?赤ずきんがお爺さんを足で踏んだんですよ。顔ですよ。顔。

  
 「桃太郎。ちょっと赤ずきんと遊んでてくれないかねぇ」

 「はぁ~しょうがないなぁ。////」


 何で照れる?そこ。何で?好きになっちゃった系?


 ((ねぇ~♪駆け落ちする?))

 「あはは、いいねぇ~」

 
 いや、よくねぇよ!話終わるだろうが。あっ続く!続くわ。だけどダメ!