「…あのね実は…」

「あたし男なの…かまぁ分かってたけどな」



菜美からアッパーをくりだされた。



「あぁ俺の顎っ」

「うるさい黙れ。晴樹の顎に触ったあたしの手のほうが重症だ。」


重傷じゃなくて病気かよ

俺はウイルスか


「家の前に…」

「痴漢でもいたか?そんなのお前殴れば即死に…」




アブねぇアブねぇ



俺が即死になるところだった



菜美の目が怖い


あいつは人を何事も無く殺しそうだからな





さ、真面目モードに入るか

「で、何をこのマッサージ探偵に相談したいのかな?」



真面目モードOFF…。



「マッサージ探偵?」

「そうさ、肩のコリをほぐしながら解決するのだ」

「それは凄いね。で今日ココにくる前に家の前にロボットが立ってたの」


さらっと流しやがったな




「んで家の前にロボットか。まぁよくある事だ気にするでない。」



またアッパーが飛んできた。