そんなある日。

君に名前を呼ばれたんだ。

ゆっくり振り向くと、君が笑ってた。

そして、こう言ったんだ。

「ここ教えて。」

それは、私と君が関わり始めたときの言葉。

素直に嬉しかった。

彼氏との関係は変わっても、君との関係は変わらない気がした。

君となら、いつだって笑えてた。

彼氏に別れを告げるときも、君が支えてくれたから頑張れた。

そして、気づいた。

君に恋をしてることに。