「いいから、やってみなさいよ、尾行(はあと)もし、浮気だったらどうするの?彰吾君の愛を確かめるチャンスよ!付き合う切欠は親に言われたからだしね?ちょうどいいじゃない、お互いの気持ちを確かめるのに(笑)」


・・・・・彰吾の愛・・・・!!!!!


そうだ、私は彰吾が好きなんだけど、彰吾は好きか分からないじゃない!

好きって言われたことないし・・言わされたことはあるけど・・

確かにこれはチャンスだよね!

「分かった!尾行する!」

「はい、頑張ってね~。」

え?反応薄すぎでしょ、言い出したのは茜ちゃんなの・・・に・・・(ピコーン)

「茜ちゃんも一緒にやろ?」

「は~?面倒臭いから嫌よ、嫌」

「言い出したのは茜ちゃんだし、それに尾行なんて初めてだし・・・ね?」

「私だって初めてに決まってるじゃない」

「んじゃ、2人の尾行記念日って事で!お願いっ!」

「(記念日とか・・・)はぁ、仕方ないわね、今回だけよ。次からは1人でやってよね」

「うん!さっすが茜ちゃんー★」

「煽てても駄目よ。今回だけだから。」

・・・・ちぇっ。

まぁイイや!

ふふふふふふ!彰吾よ覚悟しておきなさいよ(キラーン)

彰吾の愛は私のものよ

ギャハハハハハ_(○_ _)ノミバンバン

「コンコン」

「どうそ、お入りなさって」


「失礼いたします。魅織お嬢様、お茶の時間です。」

「分かったわ、今行く。」

「はい。失礼いたしました。」


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~お茶の教室~

「魅織さん、今日はいつも以上に燃えてますね?どうかなさいました?」

「いえ、何でもないですわ先生。」

「・・・(嫌、燃え過ぎて飛び散ってるから)そうでございますか(微笑)」


「ええ。先生?私、明日と明後日戦場へと飛び立ち勝って参りますわ!」

「そうですか、頑張ってくださいね。(いつも以上に今日はおかしい・・・・)」