(いったいなぁ、何するのよ!)
(ふん!ざまぁみろ!てめぇなんてな生きてる価値ねえんだょ!)

私はひどいいじめを受けてます。 
やっぱり私は必要のない人間なの?
そんなとき手が…

(キャッ)

(やめろよ!この子いやがってるだろ!)

(…)

(大丈夫?)

やばい、でも光で顔が見えない…
あ、誰なの?あなた…



「ねぇ、誰??あなた誰??」

「努??」

努は目を開けた
そこには心配そうにしている長女と次女の姿があった。

「あ、鈴ちゃんと華ちゃん」

「あ、起きたよ。努大丈夫??めっちゃうなされてたけど…」

「また、あの夢見てたの?」

「う、うん…」

といいながら努は時計を見た

時計は7時50分を指していた。

「7時…5…50分………え、50分ーーー!!!!」

努は遅刻だと思った。

急いで用意して駅までもうダッシュ!

そしたらとてもかわいらしい子がこっちを見て手を振っている
そう。
私の大親友、早苗ちゃんだ!

「もぉー努!遅い!どんだけ私を待たせれば気がすむよー?」

「あ、ごめんごめん。」

私はとても楽観的なタイプだとよく言われる

「今日から新学期だね」

あ、そうだ!
今日から高校一年生二学期の始まり!