「何でチョコ?」

「疲れた時は、これが1番。

元気が出るよ?」



「…ガキじゃあるまいし」


「ホントにとれる・・・」


瑠璃が笑いながら肩を叩いた。

オレはその手を掴んだ。


「・・・裕也、離してよ」

「・・・」

驚いてる瑠璃を、

オレは抱きしめた。


「ちょ、ちょっと、裕也。」