「・・・好きだからに決まってんじゃん」

・・・

「・・・なんか違うような気がする」

・・・

瑠璃は、遥斗が、

瑠璃を好きだってまだ知らないのか。

そう思うと、

なぜかホッとため息をついた。


・・・

家に着き、

車を止めた。


「瑠璃」

「…送ってくれて、ありがとう」

「・・・いや」

・・・

「?!」