「そんなにこん詰めるなよ?」

オレの言葉に微笑んだ。

・・・

笑った顔見たのいつぶりだろ?


「みんな頑張ってるのに、

私だけ帰るのはよくないでしょ?

もう、終わったから、帰るよ」


そう言って片づけを始めた。

オレもそれを手伝った。


・・・?!

同じ書類に手を伸ばして、

手が触れた。


「ご、ごめん・・」

瑠璃が少し顔を赤くした…