私と裕也も副社長室に向かった。

「今日からここで働くんだな。

同じ部屋で仕事するって、

なんだか変な気分だな」


裕也が笑った。


「そうだね。もう、学生じゃないからね?

それより、

遥斗と瑠璃には驚いた」

「ホントに・・・

あのさ、まりあ」

急に真剣な顔をした裕也。

「なに?」

・・・