何で遥斗まで…

「青木すみれは知ってるね?」

「はい、まりあのお母さんですよね?」

「ああ。そのすみれが社長を

することになってるんだが、

そこの副社長に、遥斗を推した」


遥斗は目を見開いた。


「何でそんなことに?」

「オレも、兄貴も、社長業が忙しい。

副社長には、知ってるやつを

持ってきたかったんだ」

「でも、オレは、半人前です」