「裕也」

まりあと遥斗が来た。

「忙しい時に、

雲隠れすんなよ?!」

遥斗が、裕也の頭を軽く叩いた。

「悪い、悪い。

人込みに疲れただけだよ」



「私も疲れた」

まりあも少し、お疲れモード。


「もうひと踏ん張りなんだから、

頑張ろうぜ?」

遥斗が、みんなを元気づけた。


「「「「よし、いこう」」」

皆の声が重なった。