「はい、必ず、幸せにします」


「裕也も、まりあを幸せにしてね?」

すみれおばさんも、

本当に嬉しそうだ。


「そうだ」

手を叩いて、

すみれおばさんが喋り始めた。

「裕也」


「なんですか?すみれおばさん」


「今、副社長をしてる会社の、

社長に就任してほしいの」

突然の爆弾発言に、

皆が驚いている。

「どうしたんですか、急に?」