俺たちが見守る中、

修二おじさんは、喋りだした。


「恋愛は自由だ。

反対する理由もない。

でもな・・・

青木財閥と西園寺財閥の

跡取り同士の結婚となると、

困ったことになる…」


・・・

そう言うことか。

確かに、

青木は、女の子しかいないわけだし。

「ですが、

俺たちは、別れるつもりもないですし、

青木と西園寺も、

敵対ではなくなったんですから

問題はないでしょう?」