遥斗の言葉に、

もう一度、裕也とまりあの顔を見た。

・・・

とっても幸せそう・・・

・・・

裕也よかったね?

ちゃんと、前を向いて歩き出したんだ。

その相手が、

まりあなら、

何の文句もつけようがない。


私は座りなおして、

「裕也、まりあちゃんおめでとう

幸せになってね?」

そう言って満面の笑みを見せた。