「裕也」


「・・・何?」

「私ね・・・

遥斗と、付き合うことになった」


・・・

瑠璃の口から、

聞きたくなかった。


オレはたまらなくなって、

瑠璃を抱きしめた。


「裕也?!」

瑠璃は驚いている・・・

「何で、オレじゃダメなんだよ?

顔だって同じだし…

オレでもいいんじゃないか?」