瑠璃が泣きながら叫んだ。

「…瑠璃」



「私は、遥斗が・・・・

私は誰も好きじゃない!

二人とも大っ嫌い!」


瑠璃は、家を飛び出した。

裕也は、その場から動かない。

・・・

オレは、瑠璃を追いかけた。


オレは、

瑠璃を失うわけにはいかないから。