今日は、瑠璃の方が、

来るのが早かった。

「早く目が覚めたから、

来ちゃった」

そう言って微笑んだ瑠璃。

・・・

一つ一つの表情が、

可愛くて仕方がない。

オレは瑠璃の頭を撫でた。


「もう少ししたら準備ができるから、

中で待っててくれる?」


「・・・うん」

なんだか、

中に入りずらいらしい…