明後日でちょうど美結

の一回忌という夜、いつ

もと同じ様に公園にいた



ベンチの前の何も咲いて

ない桜の木は、どっしり

と構え、枝々は枝の先端

までしっかりと力強く夜

空に向かって伸びていた



桜も咲いてないから、普

段は目立たない木だけど

、俺にはとても輝いてみ

えた・・・。