あたしが泣き止むまで背中をさすってくれた。



なにより、恐いって気持ちが大きくて…



「すいません」


「いや、俺が悪い。」


「すいません」


「悪かった」



こんな会話をしていたら、時計は8時をまわっていた。



「なぁ、飯食わねぇ?腹へった」


「ぁ、はい!何か作りましょうか?」


そう言って立ち上がろうとすると


「お前は座っとけ。俺が作る」


「え?あの!作りますよ!」


こうやって、お邪魔させていただいているのになにもしないなんて…



「お前、熱あんだから座っとけ。あ、もしかして『飯作れるの?』とか思ってる?
俺を誰だと思ってんの~?」


いや…あの…まぁ、確かに…作れなさそうだけど…


誰だと思ってんの…って



俺様…すぎだよ~!!