「好きです////」

「ごめんね?俺、好きな人いるんだ。」



今までは告られたってこんな振り方はしなかった。



相手の気持ちなんか考えたことなんてなかったから。



凛を好きになって、自分がどれだけ酷い事をしてたのかわかった。



きっと凛は俺のそういう所がイヤなんだろう…。



俺は変わるんだ。



凛が俺を好きになってくれるように。



だから俺を見て?



凛の為に仕事でもっと有名になろう。



そしたら凛に認めてもらえる。



おれはひたすら頑張った。



「よぉ渉。」

「先輩。よろしくお願いします。」

「は!?誰お前…。」



先輩は俺の変わりようにビビッてた。



真面目に。



凛の為に真面目になった。