「凛♪」

「ウザイしムカつくから話かけんな。」

「俺と付き合ってよ~♪」

「無理だしイヤだしキモイ。」



毎日こんな感じだ。



でも俺は負けない。



だって凛が好きだから。



「俺の何がダメなの?」

「性格。」



性格…。



直します!!



まず、謙虚に生きてみる。



ツンツンしてた仕事も低姿勢。



段々俺に対する周りの対応が変わってきた。



清々しい。



「渉君、専属の話が来てるんだけど、どうする?」

「やります!!」



仕事が軌道に乗り始めた。



「り~ん♪」

「何なの?マジウザイから。」

「凛の好きな雑誌に載った!!」

「えっ!?」



凛の愛読雑誌に載る事ができた。



女の雑誌だけど…。



俺は凛に見せた。