なのに凛は俺に最悪の言葉を投げかけた。



『キモイ』



初めて言われた…。



ヘコむ。



でも…。



イヤじゃない♪



それから俺は凛のクラスに通いつめた。



「何でくんの?」

「いいじゃん♪携帯教えてよ~♪」

「ヤダって。あんた見てると虫ずが走る。」

「酷くね!?」

「酷くねえ。凛の視界から消えて。」



凛は俺を相当嫌ってる。



そりゃそうだ。



凛の溺愛してる亜香里ちゃんに手をだそうとしたんだから…。



俺はモデルをしてるってだけでモテた。



なのに凛はさっぱり俺に興味を持たない…。



「邪魔。」

「は!?うるせぇな。」



廊下に突っ立ってた俺に後ろから声をかけてきたのは…。



「凛にそんな口聞いていいと思ってんの?」



俺が大好きな人。