入学式前の教室で、ちっちゃいカワイイ子が凛の前にいた。



かわいくてかわいくて声をかけた。



初めて出来た本当の友達。



携帯の番号も交換した。



名前は滝川亜香里。



入学式でビックリしたのが、蓮司の祝辞。



亜香里が彼女なんだって…。



蓮司はまともに彼女なんか作ったことがなかったのに、みんなの前での彼女発言に驚いた。



亜香里はホントにかわいい。



亜香里が大好きで、一生友達でいたいと思った。



なのに亜香里はイジメられた。



キレる凛。



あたしの友達を傷つけたら許さない。



亜香里は凛の本性を知っても逃げていかない。



ますます亜香里が大好きになった。



もう1人じゃないってやっと思えた。