その日の夜 8:00くらいに
皆で解散した

でも 千里はなんか心配だから
いつも あたしは千里を
家まで送ってた

千里はいつものように
へらへらと笑って
のーんびり話してた


「千里ん家、両親怒らないの?
学校行かなくて」

「大丈夫だよ、パパもママも
元ヤンだから」

"まじでかぁ、でもそんな感じするわ"

「あぁー…まじか;」

「…………………」


"…ん?"

普通に話してたのに
千里はいきなり立ち止まって
下唇を噛みながら
あたしを見たの