この子みたいな 色白で黒目の大きい静かで優等生なタイプ。 良くも悪くも普通の子。 そんな女を見てはギャーギャー騒いでいたから、きっとこの子は恭弥の好みドストライクだ。 少し会話をしながらだったものの、大量に崩れていたお菓子は全て拾い終わった。 彼女は、少しシワになっていたスカートをはたきながら立ち上がると 姿勢をただしてこちらを見上げた。