その瞬間、勢いよく布団を剥がした和音が飛び起きた。
「9時!?」
「おはよ」
「おはようございます!ーーー私寝坊しましたっ!!!すぐに朝ごはん」
慌てる和音の目の前に、ネクタイと包装紙をかざす。
「ーーーーあっ!////」
ほら出た
その反応。
「これ何?」
分かってても、止められない。
そんな寝癖が付いた頭で真っ赤になってるような可愛いところ見たら
からかいたくなるでしょ。
「えっと、それはー///サンタさんですよきっと!」
「そう?俺んとこだけきたのな」
「ーーー高瀬さんがいい子だからですよ」
「ぶはっ!いい子ってなに!」