「美人だね」
「はいはい、そりゃどーも。ーーーそれにしても高瀬くん、このままだと卒業できないんじゃないの?」
「余裕余裕。」
「ったくーーー」
大きくため息をつくと
その教師はあろう事か一緒になって俺の隣にゴロンと横になった。
「気持ちいいねー。サボりたくなる気持ちもわかるなぁ」
横で目を閉じる副担任を暫く見つめ
代わりに俺が起き上がった。
「あんたさ、」
「ん?」
「美人だけど胸無いね。」
「ーーーなっ・・・」
そう言い捨てると、
横になる教師一人を残して屋上を出た。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…