映画がなくなったせいで時間が余り過ぎたが 最初に言ってた通り、スーツを買うのに付き合ってもらうことにした。 「なんか、スーツって大人って感じ・・・」 初めてこういう店に入ったのか、和音は興味深々で店内を歩き回る。 「あんたももう時期買うでしょ」 「そういえばそうですよね。」 その後、 俺に似合うスーツを探すと言って張り切って出かけて行った和音は 暫くして二着のスーツを持って戻ってきた。