「神夜~好き~♡」

・・・・どうしよう。こいつが犬に見える。耳をピコピコさせて、ちぎれんばかりに尻尾振って・・・ああヤバイ。なんかほんと犬みたい。

(ちょっとだけならいいよね?犬だし・・・・)

いやまて、落ちつけ神夜。こいつはあの変態で、決して犬ではないぞ?―――ああ撫でたい、じゃなくて、こいつは人で動物ではな・・・・・

ナデナデナデナデ・・・・・・・・・・
「神夜ちゃん!?」
「はっ!しまったついやってしまった!」

やっちゃった。悲しいかな、動物好きの性。